外壁塗装は頻繁に行わないので、色選びが重要です。高い費用を出して自分が思っていた色にならなかったら、次の塗り替えまで後悔が続きます。色選びに失敗しないために、ポイントを押さえましょう。
・面積効果
面積効果とは、同じ色でも面積の広さによって色の明るさが違って見えることです。面積が小さいと暗く見え、大きいと明るく見えます。色のサンプルが載ったカタログでは、小さな面積で紹介されています。しかしこれをお家全体に塗った場合、サンプルよりも明るく見えてしまいます。自分が希望する色より少し暗めの色を選ぶと理想の色に仕上がることが多いです。
・明度対比
隣接する場所の色によって濃く見えたり、薄く見えたりする現象です。片方が落ち着いた色の場合に隣接する場所を明るめの色が鮮やかな色を塗ると、サンプルよりも明るかったり、より鮮やかに見えてしまいます。希望する色より少し落ち着いた色を選ぶと失敗しにくいです。
明度対比
・光によって色の見え方が変わる
これはレイリー散乱という現象が関係しており、同じ色でも昼間と夕方の太陽光、照明の色の違いによって見え方が変わって見えます。昼間に日光の光の下で色の確認をするのがおすすめです。